ヤストラダムスの小予言(新型コロナウイルス感染症ワクチンについて東大教授の危惧)

  • 新型コロナウイルス感染症が落ち着いたら、元の生活が戻ってくると期待していませんか?

(ある人にとってはまったく影響がなかったり、元の生活に戻れる人がいるかもしれないけど、)コロナ後の社会はコロナ以前とは違うものだと思います。

多くの人が、以前とは異なるライフスタイルになるでしょう。

YouTubeの「一月万冊」での清水有高(しみずゆうこう)氏と東大教授 安富歩(やすとみあゆみ)氏の毎日のように行われる対談を見れば、あなたも事の深刻さに思い至るでしょう。

このYouTubeでの対談は、深刻な内容なのに、いつも笑いを交えて明るい内容になっています。

2020/12/30に公開された上記の動画では、ウイルスの生存戦略に対して、多くのワクチンで対抗していくことが続くと、とんでもない(望まない性質、感染力、強毒)ウイルスが生き残るかもしれない・・・ヤストラダムスの小予言・・・が語られています。

新型コロナウイルス感染症に限らず、ウイルスが変異するとワクチンが効かなくなる恐れがあります。

現在、開発しているワクチンが変異したウイルスに効かないことは、容易に想像できます。

つまり、ワクチンをすり抜けていくウイルスがどのような性質なのかはコントロールできません。

風邪のように罹患しても大したことなく快方するようなウイルスがすり抜けるのなら、望ましいことでしょう。

しかしその保証はなく、望まない性質のウイルスがすり抜けることかもしれません。

もしも、とんでもないウイルスが生き残るような事態になったら、「ヤストラダムスの小予言」としてこの動画を思い出して欲しいらしい。

ヤストラダムス?!

ヤストラダムスはノストラダムスにかけた、安富(ヤストみ)からの造語でしょう。

ノストラダムスを知らない人のために、Wikipediaから引用します。

ノストラダムスの大予言』(ノストラダムスのだいよげん)は、1973年祥伝社から発行された五島勉の著書。フランス医師占星術師ノストラダムスが著した『予言集』(初版1555年)について、彼の伝記や逸話を交えて解釈するという体裁をとっていた。その中で、1999年7の月に人類が滅亡するという解釈を掲載したことにより、公害問題などで将来に対する不安を抱えていた当時の日本でベストセラーとなった。実質的に日本でのノストラダムス現象の幕開けとなった著作であり、オカルトブームの先駆けともなった。

Wikipedia から引用

多くのことが簡単にインターネットで調べられる現代の若者に、80, 90年代における「ノストラダムスの大予言」のインパクトを説明するのは難しいです。

ウイルスの生存戦略?

ウイルスは無生物なのに生存戦略?と感じられるかもしれません。

新型コロナウイルスの生存戦略は巧みだ をご覧になれば、ウイルスが生きている? 生きていない? ウイルスの変異などがよく分かるでしょう。ウイルス学者への短いインタビュー記事です。

さて、ウイルス感染症を扱った映画やドラマは多数あります。

新型コロナ対策?! ウイルス映画3選を配信しているサービスは? では映画を3作品紹介しています。

ドライな見方をすれば、映画では深刻な状況を描写して、人々が困難に懸命に取り組んだ後、明るい未来を感じさせてくれます。

でも、現実の方が映画より深刻になってます!

私の知る限り、オリンピックが開催可能だと考えている識者は、(早くから)一人もいません。

それなのに、(スポンサー関連で仕方ないのだろうけど)地上波テレビではオリンピック開催一色です。

同じ社会で生活する人々が、異なる情報源を頼りにすることで、認識に大きな隔たりが生まれるのは健全じゃないなぁ、と思います。

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