
私は今のところ、5Gの整備を保留して欲しいと思ってます。
5Gがもたらす明るい未来を描いた動画は、何度か見掛けました。近未来の便利な社会をイメージさせる分かりやすいもので、期待してしまいます。
しかし、5Gによる健康への影響とか、各国の動きはほとんど報道されないですよね? 報道されないことで、かえってとても不安になります。報道されない現状は、とても不自然です。
このページは、5Gの不安を紹介します。
最後までご覧になり、あなたの参考になりましたら幸いです。
3/27 商用サービス開始

ソフトバンクは、2020/3/27から5Gの商用サービスを開始すると発表がありました。
その詳細は「ソフトバンク5G発表まとめ。料金・端末の詳細、サービスエリアは」、「ソフトバンク「5G」を3月27日開始。4G料金プラス1000円、キャンペーンで2年分無料」などをご覧ください。
サービスエリアがまだまだ狭いので、多くの人は興味を持ちながらも静観している段階だと思います。今後サービスエリアが広がって、たくさんの人が便利に利用できる・・・どうしても期待してしまいます。
でも、先を急がなくてもいいのではないでしょうか。
整備は待って欲しい

控えめに言っても「海外の動向を積極的に報道している」ようには見えません。スポンサーへの配慮なのでしょうか。
日本では5Gが人体に及ぼす健康被害の危険性が無視されているのが気がかりだ。今年4月2日、ベルギーの首都ブリュッセルでは5Gの実験、導入を禁止する措置が発表され、ほかの欧州諸国でも追随する動きが出始めており、イタリア政府はすでに5Gの使用を制限する裁判所の決定を告知しているほどである。
実は、それ以外にも欧米諸国では5Gに対する規制を強化する動きが加速している。不思議なほど、日本ではまったくといっていいほど報道されない。海外では、ベルギーやイタリア以外にも、スイスのボード市やアメリカのサンフランシスコ市にて同様の決定が相次いでなされている。日本だけが能天気にしていて大丈夫なのか。
「5G、重大な健康被害示す研究相次ぐ…世界で導入禁止の動き、日本では議論すら封印」から引用
分かっていることを明確にして、周知しながら進めるのならまだしも、ただ推し進めているような雰囲気に不安を感じます。
ホントは悪影響あり?
Web検索すれば、いくらでも不安材料が見つかります。
- まもなく訪れる5Gの時代、その電波は本当に「人体に影響ない」のか?|WIRED
- 『WIRED』による5Gの関連記事
- 5G、人体への悪影響が相次ぎ報告…専門家が危険性を指摘、反対運動広まる|Business Journal
- TOCANAの記事
このような記事をいくら眺めても、健康への影響について”悪影響があり、因果関係が明確”だとは思いません。でも、因果関係が明確でなかったからといって、安全で心配無用だなんて到底思えません。
「電波を長期間浴びた時の健康影響(非熱作用)については、現在のところ、熱作用による影響以外に根拠を示すことのできる影響は見つかっていません。
「電波の人体に対する影響|総務省」から引用
「見つかっていない」ことは「存在しない」ことではありません。
第2のアスベスト?
「見つかっていない」だけで立ち止まることなく、整備を押し進めると、5Gが第2のアスベストになるかもしれないと心配になります。
アメリカも中国も5Gの普及と覇権を賭けて通信衛星の打ち上げに余念がない。500万ワットの電磁波が地上の基地局目がけて降り注ぎ、地上の動物や人間にも容赦なく降り注ぐことにもなるだろう。
そのような宇宙空間から大量に降り注ぐ電磁波が人体に影響をもたらさないわけがない。ここで思い起こされるのはアスベストやヒ素公害である。今でこそ、アスベスト訴訟を通じて人体への発がん作用など悪影響が認知されるようになったが、当初、建築に使われ始めた頃には「人体には無害」と説明されていた。
「5G、重大な健康被害示す研究相次ぐ…世界で導入禁止の動き、日本では議論すら封印」から引用
私はどうしても不安をぬぐい去ることができません。
仮に人体に悪影響が無くても、動植物へ悪影響があってはダメだと思うのです。地表に張り巡らそうとしているシステムならば、ヒトに対してだけの心配ではダメでしょう!
おわりに

視点を変えてはどうでしょう?
コンピュータの実用技術の進歩を振り返ると、”実現したいことに対する貧弱な環境しかない状況”が技術の成熟を促してきたように思います。処理速度が足りない、記憶容量が足りない、・・・という状況がアーキテクチャやアルゴリズムの工夫を生み出したのではないかと。
本当に”5Gで実現したいこと、実現したいシステム”があるのなら、現在の環境で実現しようとする工夫がより良い未来につながると思います。
だから、5Gの整備は先送りにしてもいいのではないでしょうか。
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