
「ハップとレナード~危険な2人~」は、80年代のアメリカ南部を舞台にした細部は現実的な、だけど全体としては非現実的な、カテゴリーの枠にハマらないドラマです。
- ハードボイルド・アクション?!
- 痛快なミステリ?!
- コメディー?!
HAP AND LEONARD
シリーズ1〜3の全話を観ましたが、久しぶりに出会った傑作ドラマです。
原題は「HAP AND LEONARD」とあるように、貧乏な白人のハップと、ベトナム帰りの退役軍人で同性愛者の黒人レナードが事件に巻き込まれ続けていくドラマです。
軽妙なタッチで描かれている1話45分程度のドラマなので、構えることなく気軽にいつでも視聴できるエンターテイメントです。
だけど、単純な軽快さばかりではありません。
人種問題や(セクシャル)マイノリティが題材として扱われていますので、現実を想起しながら観てしまうと重苦しい感覚になりそうになります。そんなとき、ハップとレナードの人柄が救いになります。
彼らの苦しいときほど、明るく正しい行いをしようとする姿勢に感動します。エピソードを次々と観ていくにつれて、誰しもハップとレナードのことがイイヤツに思えて来るでしょう。
彼らの倫理観や処世術は、現代社会を生きていく上では「貧乏くじを引く」生き様なんだけど、人として真に誠実で、愛情にあふれていると思います。
「ハップとレナード~危険な2人~」は、Amazon Primeでご覧になれます。吹替版と字幕版があります。
年齢制限
「ハップとレナード~危険な2人~」は、エピソードによってティーン(13歳以上)やヤングアダルト(16歳以上)の制限があるのですが、私的には若い人ほど観てほしいドラマです。
今日の「Black Lives Matter(黒人の命も大切だ)」ムーブメントの背景を学べる点も見逃せません。
とはいえ、主人公の二人は違法行為(放火など)をしてしまうことがあるので、若年層に対して年齢制限があるのでしょうね。
この作品の前提知識として、奴隷制度、テキサス、銃社会、KKK(クー・クラックス・クラン)、白人至上主義、ベトナム戦争と帰還兵などを捉えるか? あるいは「ハップとレナード~危険な2人~」を通して学んでいくか?
どちらにせよ、学びの機会を与えてくれるドラマであり、どこまでもカッコイイ「ハップとレナード」です。
「ハップとレナード~危険な2人~」は、Amazon Primeでご覧になれます。吹替版と字幕版があります。
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