「ギガWi-Fi」をやさしく解説

3.5

ギガWi-Fiは、モバイルWiFiルーターのレンタルサービスです。

クラウドSIM技術の利用で、国内ではトリプルキャリア(SoftBank, au, docomo)の回線が使えます。

海外でもそのまま利用できます。

このページでは、ギガWi-Fiを詳しくやさしく解説します。

最後までご覧になり、あなたの参考になりましたら幸いです。

はじめに

ギガWi-Fiは、東京池袋にある株式会社メディアサービスが運営する、WiFiルーター(ポケットWiFi)レンタルサービスです。

ギガWi-Fiは、クラウドSIM技術を利用してトリプルキャリア(SoftBank, au, docomo)の回線が使えます。

2010年設立の株式会社メディアサービスさんの事業内容は、インターネット回線・プロバイダーなどですので経験と実績で安心できます。

ところで、わたしが特に好印象を持ったのは、初期契約解除に対する姿勢です。

公式サイトをご覧になれば、初期契約解除について各所でていねいに説明しているのが目に付くでしょう。これほどていねいに説明しているサイトは他に見たことがありません。

初期契約解除の説明の中で、契約解除の動機として次のようにあげています。

ご契約後、通信速度が遅いと感じた

実際に使用してみたら、通信速度が遅いまたは使いにくいと感じた場合。
 

(「通信速度が遅い」ではなく)「遅いと感じた」が契約解除の動機にできるのなら、慎重になりすぎずに契約することができます。これは検討する気持ちを後押ししてくれますよね。

万が一、初期契約解除する場合は、電話で申請して端末を送り返すだけです。端末の配送期限は、30日以内と十分な余裕があります。

とても良心的な初期契約解除のルールです。

初期契約解除の手順
  • 端末到着後【8日以内】に電話で初期契約解除の申請
  • 電源を切り、【30日以内】に必要な付属品をすべて端末配送時の箱に入れて返送(送料は利用者負担)
初期契約解除では、事務手数料(3,000円)は利用者の負担です。
端末の返送期限が30日以内と余裕があります。とても良心的です。
 

また、「土日祝も電話OK」になっています。それなのに最安値水準の価格設定です。

新規受付窓口 0120-540-784 (11:00-20:00)
 
ただし、新型コロナの影響で電話応対などの業務の一部を短縮している場合があるかもしれません。
 

ギガWi-Fiのサービス

ギガWi-Fiの広告

ギガWi-Fiのサービスは、「Mugen WiFi」を意識しているように感じられるサービスです。

Mugen WiFiは最安値水準で人気のWiFiルーターレンタルサービスですが、在庫がないため新規の受付は終了しています。
 

ギガWi-Fiは、Mugen WiFiと同じ通信回線、端末機種です。最安値水準のMugen WiFiよりも更に安いです。

ギガWi-FiのサービスをMugen Wifiと一覧で比べてみます。

ギガWi-FiMugen WiFi
通信回線SoftBank, au, docomoSoftBank, au, docomo
端末機種U2s, U3, G4MaxU2s, G4
端末レンタル無料レンタル無料プレゼント
月間通信容量無制限無制限
速度制限なしなし
初期費用0円0円
事務手数料3,000円3,000円
月額料金U2s, U3:3,250円
G4Max:3,480円
U2s:3,280円
G4:3,880円
契約期間2年間
自動更新あり
2年間
自動更新なし
解約違約金更新月:0円
1〜24ヶ月:19,800円
26ヶ月目以降:10,450円
更新月:0円
1〜12ヶ月:9,000円
13〜24ヶ月:5,000円
26ヶ月目以降:0円
端末補償400円/月500円/月
機器損害金30,000円18,000円
支払い方法クレジットカードクレジットカード
サポート窓口Webフォーム/電話チャット他

あまりにもよく似ているので、今ひとつ特徴が分かりにくいです。そこで、同じ行を非表示にしてみます。すると、サービスの違いがよく分かります。

ギガWi-FiMugen WiFi
端末レンタル無料レンタル無料プレゼント
月額料金U2s, U3:3,250円
G4Max3,480
U2s:3,280円
G4:3,880円
契約期間2年間
自動更新あり
2年間
自動更新なし
解約違約金更新月:0円
1〜24ヶ月:19,800
26ヶ月目以降:10,450円
更新月:0円
1〜12ヶ月:9,000円
13〜24ヶ月:5,000円
26ヶ月目以降:0円
端末補償400円/月500円/月
機器損害金30,000円18,000円
サポート窓口Webフォーム/電話チャット他

以降では、これらの違いがよくわかるように説明します。

ギガWi-Fiの魅力

Mugen WiFiとの比較で、ギガWi-Fiの魅力が明確になりました。

  • 月額費用が安い
  • 土日祝も電話窓口がある
  • 端末補償が安く、補償対象が広い(後述)

同時に欠点じゃないかもしれないけれど、デメリットが見えてきます。

  • 解約違約金が高い
  • 機器損害金が高い

解約違約金は、2年間利用して更新月に解約するのであれば、不要(0円)ですので、まったく気にする必要がありません。

以降では、さらに細かくていねいに説明します。

2年総額

ギガWi-Fiの契約期間は2年です。Mugen WiFi と比較してみます。

ギガWi-Fiは、U2s, U3, G4Maxの端末機種があり、契約時に選択します。Mugen WiFiは、U2s, G4です。

まず、Mugen WiFiの格安プラン(U2s端末)に該当するのは、ギガWi-FiのU2sとU3です。2年総額を比較すると、720円お得になってます。

契約期間事務手数料月額費用2年総額
ギガWi-Fi
U2s端末
U3端末
2年3,000円3,250円81,000円
Mugen WiFi
(格安プラン)
2年3,000円3,280円81,720円

G4Max端末は、Mugen WiFiのアドバンスプラン(G4端末)よりも2年総額8,800円もお得になっています。G4端末と比較しても最安レベルです。

契約期間事務手数料月額費用2年総額
ギガWi-Fi
G4Max端末
2年3,000円3,480円86,520円
Mugen WiFi
(アドバンスプラン)
2年3,000円3,880円96,120円

契約解除料

ギガWi-Fiの契約解除料は、19,800円なので、Mugen WiFiなどと比較するととても高く感じます。しかし、他のWiFIルーターレンタルサービスに比べて特別高額なのでは無く、Mugen WiFiが最安レベルなのです。

とは言え、できれば契約期間の2年間継続して使った方がお得でしょう。

ところで、2年縛りは長いでしょうか?

技術の進歩により、ギガWi-Fiに不満が生じることを心配するかもしれません。でも私はそれほど心配しなくても良いと思います。

5Gの商用サービスがすでに開始されていますが、今はまだ、ほとんどの人の生活圏はサービスエリア外です。

サービスエリアに一歩も踏み入れない人も多いのではないでしょうか。今後、しばらくは、ほとんどの人がサービスエリア外でしょう。

2年の間には、もしかしたら5Gに移行したくなるかもしれません。

しかし、新しい技術に移行するときには、これまでもそうであったように、しばらくは古い技術がそのまま不都合なく使えるものです。

契約期間の2年について、実用的には気にしなくて良いと思います。

端末補償

ギガWi-Fiの端末補償は、標準的な月額(400円)です。しかし、その補償内容はとてもすぐれています。

他社のほとんどの端末補償では盗難・紛失は補償対象外なのに、ギガWi-Fiでは補償対象です。

【Wi-Fi安心サービス】
通常使用による自然故障、偶然の事故(火災、盗難、紛失、破壊、落雷、水漏れ)で使用不能となった場合、リファビッシュ品を2,762円で交換できます。

公式サイトから引用

ただし、補償により交換となった場合には、補償を受ける回数の制限があります。

●モバイル機器交換の申請は、サービス開始日より2 年間で 2 回を限度とします。
●モバイル機器交換申請・受理された場合は、モバイル機器受取の翌月1 日から新しい端末を対象とした契約として更新することができます。その場合は更新された月の1 日から 2 年間に 2 回の申請が限度となります。
●前回の交換サービス実施日の翌日から6 ヶ月経過しなければ、新しく申請ができません。

公式サイトから抜粋

補償を受ける回数の制限は、他社のサービスでも目にする標準的なものです。交換と共に(新しい端末を受け取ったと共に)、回数制限がリセットされるのはありがたいです。

WiFiルーターに端末補償は必要?不要?」をご覧になれば、他社の補償についてわかります。
 

端末補償のオプションサービスは、加入が任意です。

ギガWi-Fiの端末補償は、補償内容がすぐれているので加入をオススメします。

ギガWi-Fiの機器損害金はMugen WiFiより高額です。端末補償の「Wi-Fi安心サービス」があれば、機器損害金は気にする必要がありません。

端末機種

U2s

公式サイトから転載

U2sは、クラウドWiFiの端末として最もよく使われている端末です。ディスプレイの無い丈夫な端末で悪い評判はありません。

端末名U2s
端末製造元uCloudlink
重量149g
連続使用可能時間12時間
最大接続台数5台
最大通信速度下り最大150Mbps
上り最大50Mbps
ディスプレイなし
モバイルバッテリー機能なし

U3

公式サイトから転載

新しい端末U3は、QUALCOMMのチップを使用しています。

最大接続台数が10台は、U2sの2倍です。最大接続台数は多いほど良いです。

5台を超える台数を日常的に使うことはないと思いますが、いざという時、最大接続台数10台は助かります。

端末名U3
端末製造元uCloudlink
重量125g
連続使用可能時間12時間
最大接続台数10台
最大通信速度下り最大150Mbps
上り最大50Mbps
ディスプレイなし
モバイルバッテリー機能なし

G4Max

公式サイトから転載

G4の後継機種G4Maxは、QUALCOMMのチップを使用しています。メモリも増強されています。確実に性能が良くなっていますが、性能向上を体感できるシーンはほとんどないでしょう。

G4Maxはスマホ形状のディスプレイのある端末です。地図や翻訳などのアプリが用意されていますが、アプリは利用者が勝手にインストールできるものではありません。

G4Maxでアプリが動作しても、普通はスマホで事足りるのかもしれません。

G4Maxはディスプレイ付きなので、設定がしやすいと評価されています。

G4Maxのモバイルバッテリー機能は非常時に役立つかもしれません。しかし、モバイルバッテリーを購入した方が、安価で容量が大きいです。

端末名G4Max
端末製造元uCloudlink
重量188g
連続使用可能時間12時間
最大接続台数5台
最大通信速度下り最大150Mbps
上り最大50Mbps
ディスプレイあり
モバイルバッテリー機能あり

G4Maxを選ぶポイントを整理すると次のようになります。

  • ディスプレイ付き
    • 設定が楽
    • 通信量、電池残量などが見れる
    • 翻訳アプリなど
  • モバイルバッテリーになる

あなたはU2s/U3, G4Maxのどちらが好みでしょうか?

私はすでにモバイルバッテリーを持っているので、G4Maxに魅力を感じながらもU3が合っていると思います。

海外利用

ギガWi-Fiは、海外でそのまま利用できるという便利なWiFiルーターです。134ヶ国で使えます。

海外でそのまま利用できるのは、とても便利です。海外向けWiFiルータと比較すると、次のように良いことばかりです。

  • 事前申請は不要!
  • 空港や現地でSIMカードやポケットWiFiを受け取る必要なし!
  • 現地で使わなければ、費用は発生しない!
  • 安い!

海外利用を予定していなくても、契約時に利用タイプを決めなければなりません。

「1日500MBタイプ」と「1日1GBタイプ」の2つのタイプがあります。

タイプ通信容量日額
1日500MBタイプ500MB900円
1日1GBタイプ1GB1,200円
通信容量を超過後は、384Kbpsの速度制限になります。
海外に行っても使用しない日は0円です。
 
 

海外での利用予定がなかったり、海外での利用シーンが具体的でなければ「1日500MBタイプ」で良いと思います。

もしも500MBを使い切ってしまい速度制限(384Kbps)になってしまっても、メールの送受信などは問題ありません。

口コミ

通信速度に関する口コミは、ほぼ見かけません。

気になる口コミ「月間通信容量無制限ではなく150GB」がありました。

この件については、「クラウドSIMのWiFiルーターは月間通信容量無制限ではない?!」をご覧になれば、検討する上での参考になるかもしれません。最悪、150GBでもヨシ!と思えるかもしれません。

よくある質問

公式サイトのよくある質問を転載します。質問をクリックすれば、回答をご覧になれます。

WEBにてご契約が完了した際には、商品の到着を待ってのご利用可能となります。 端末到着後は、電源を入れるだけですぐご利用できます。

お客様がご利用されるスマホやタブレット等のWi-Fi設定のみとなります。端末の初期設定などは不要です。端末が届きましたら電源を入れてお使いください。
※Wi-Fi接続方法に関しては、お手持ちの機器の各取扱い説明書をご参照ください。

下り最大150Mbps(受信)、上り最大50Mbps(送信)となります。
回線の混雑状況や通信環境などにより、通信速度が低下、または通信できなくなる場合があります。

端末G4は、液晶画面にて残量の確認ができます。

まとめ

ギガWi-Fiの魅力を説明いたしました。いかがでしたでしょうか?

ギガWi-Fiは、月間通信容量が無制限とうたっていますが、「150GBで制限された」という口コミが気になります。3日で10GBのような短期間の制限はホントになさそうです。

月間通信容量については「クラウドSIMのWiFiルーターは月間通信容量無制限ではない?!」をご覧になれば、検討する上での参考になるでしょう。

150GBで鑑賞できる映画の作品数や、150GBがZoom会議480時間に相当することも分かります。

メール送受信、インターネット検索、Webブラウジングや、ノートPCでの普通の事務作業を想定しているのでしたら、月間通信容量が問題になることは無いと思います。

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